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#0026 息子の傘が盗まれた話とその結末

ハンドルネーム: 小学生の父親

先日、息子の傘が盗まれるという出来事がありました。その日のことを振り返ると、怒りが込み上げてきます。小学4年生の息子は、雨が降っていなくても、毎朝小学校へ行く際にお気に入りの青い傘(日傘にもなります)を持って行っていました。その傘には息子の名前がはっきりと書かれていて、息子はそれをとても大切にしていたのです。

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平日のある日、学校で傘が無くなりました。息子は、学校から帰ってくると、自室で仕事をしている私に、「傘が盗られた!」と慌てた様子で訴えてきました。最初はただの勘違いかと思い、冷静に話を聞きました。しかし、息子は確信を持っていて、自分の傘を持って行ったのが同級生だと言いました。

そこで私は学校に連絡し、息子の話を確認しました。すると、同じクラスの子が息子の傘を持って帰ったことが分かりました。その子の家は近所に住んでいて、母親は専業主婦として家庭を支えている女性でした。私は早速、その女性の家に電話をかけ、傘の件について話しました。

しかし、その女性は息子の話を全く認めず、「うちの子がそんなことをするわけがない」と強く否定しました。私が名前が書かれていることを伝えても、取り合ってくれませんでした。息子の傘が無事に戻ってくるのか不安になりましたが、ここで諦めるわけにはいきません。

私はもう一度、その女性に会って話をする決意をしました。翌日の放課後、息子と一緒にその家を訪ねました。玄関先で息子の傘について再度話し始めると、その女性は明らかに苛立った様子を見せました。「あなたの息子が嘘をついているだけでしょう」と言い放ち、ドアを閉めようとしました。しかし、息子が「あれは僕の傘だよ」と涙ながらに訴える姿に心を打たれました。

息子の言葉に背中を押され、私はさらに強く出ました。「傘には息子の名前が書いてあります。それを確認してください」と要求しました。女性はしぶしぶ家の中に入り、傘を持って戻ってきました。そこには息子の名前がしっかりと書かれていました。それでもなお、その女性は「これは単なる偶然だ」と言い張り、傘を返す気配はありませんでした。

その時、その女性の夫がちょうど帰宅してきました。いつもより早い帰宅のようです。私は事情を説明し、傘の名前も確認してもらいました。夫は息子の名前を見て、明らかに驚いた表情を浮かべました。「これは明らかに彼の傘だ」と認め、その場で妻を叱りました。「こんなことをするなんて信じられない。すぐに返しなさい!」と強く言いました。

女性は渋々と傘を返し、私は息子と共に無事に家に帰ることができました。息子は自分の傘を取り戻した喜びでいっぱいでしたが、私はこの一件で感じた怒りがなかなか収まりませんでした。専業主婦として家庭を守るべき女性が、こんな些細なことで嘘をつくなんて、とても許せませんでした。

その後、その家族とは距離を置くことにしました。息子のためにも、平和で安心な環境を提供することが最優先だと感じたからです。息子は「僕の傘が戻ってきて本当に嬉しい」と何度も言ってくれました。それを聞いて、私も少しだけ心が和みました。

数日後、その父親から連絡がありました。彼は、息子の持ち物を調べたところ、他にも学校の友達から盗んだと思われるものがいくつか見つかったと話してくれました。文房具やおもちゃなど、明らかに他の子供の名前が書かれているものが出てきたのです。

彼はすぐにそれらの品物を持って学校に行き、先生に事情を説明しました。そして、持ち主に返す手続きを進めましたが、その時点で彼の妻である専業主婦の母親は全く悪びれる様子がありませんでした。彼女は「子供同士のことだから大した問題じゃない」と軽視し、息子がやったことの重大さを理解していませんでした。

私はこの話を聞いて、価値観の違いに驚愕しました。盗みを大したことではないと考える母親の下で育つ子供が、どれだけの影響を受けているのか心配になりました。息子の友達がそんな環境で育つのは本当に可哀想です。

また、その父親の話を聞く限り、彼はこれまで家庭内での育児にあまり関与していなかったようです。子供の持ち物をチェックすることすらしていなかったのですから、日常の生活にも無頓着だったのでしょう。これは、母親が好き放題に家庭内でのルールを決め、子供を育てていた結果だと思います。

(掲載に当たっては、本人の許可を得ております。)