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#0032 新幹線の指定席での子連れ騒音問題

ハンドルネーム:すずかけ

大学時代の友人と久しぶりに大阪で再会し、楽しい時間を過ごした帰り道。私の心は満たされていましたが、行きの新幹線の自由席での経験が悪かったため、帰りは少し贅沢をして指定席を取ることにしました。これで快適な帰路を過ごせると信じていたのです。

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新幹線に乗り込んだのは20時過ぎ。夜の時間帯で、指定席なら静かにリラックスできるだろうと期待していました。しかし、座席に着くとすぐに、その期待は裏切られました。前方から小さな子供たちの騒がしい声が聞こえてきたのです。

甲高い金切り声を上げる子どもや、それに乗じて騒ぐ別の子どもたちの声が、車内に響き渡っていました。私は子どもが好きですし、彼らが国の宝だと思っています。しかし、この騒音は耐え難いものでした。

どのような人たちがこの騒ぎを起こしているのか確かめるために、前方に歩いていきました。そこには、3列の座席を回転させて6列にしたスペースがありました。そこに母親が3人、子どもが7人、ベビーカーが3台という状態。

母親たちは皆お酒を飲んでおり、子どもたちは完全に放置されていました。特に2人の男の子、恐らく兄弟でしょう、が非常にうるさく、騒ぎの中心にいるようでした。

これはさすがに許せないと感じました。私は車掌を呼びに行き、引き連れて再度その場に戻りました。車掌がいる前で、私は彼らを糾弾しました。

「さすがにうるさいですよ。特にその2人。なぜ親であるあなた達は注意しないのですか。」私の発言に、周囲の乗客たちも同調し、声を上げ始めました。「子供を黙らせろ」「新幹線に乗せるな」など、心無い言葉も飛び交いました。

母親たちは初め驚いた顔をしていましたが、次第に怒りの表情に変わり、最後には諦めたような顔をしていました。その中で、一緒に騒いでいた子供の一人が、「○○くんと△△くんは障害があるから許してあげないとダメなんだよ」と訴えかけてきました。

最初は「?」と戸惑いましたが、どうやらその騒いでいる兄弟には障害があるようでした。私は一瞬彼らが可哀想に思えました。しかし、だからといって他の人に迷惑をかけても良い理由にはなりません。親はもっと注意を払うべきですし、周囲の迷惑を考えるべきです。

最終的に、車掌はその兄弟と母親たちを多目的室に連れて行きました。残された車両はどんよりとした雰囲気に包まれ、先ほどまで騒いでいた子供たちも静かになりました。

しかし、私はこの結果に満足していました。確かに、その兄弟には障害があるかもしれませんが、それが他の乗客に迷惑をかけていい理由にはならないと考えています。親たちが適切に子供を管理できないのなら、公共の場に出るべきではないのです。

多目的室に移動した後も、その母親たちが再び戻ってくることはありませんでした。車両内はようやく静かになり、乗客たちはほっとした表情を浮かべていました。私は自分が正しいことをしたと確信し、その後の時間を静かに過ごしました。

子供たちや障害を持つ人々に対しての理解や支援は必要ですが、公共の場でのマナーや周囲への配慮も同様に大切です。今回は、親たちの責任感や周囲への配慮が欠けていたことが問題だと感じました。これからの社会が、全ての人々が快適に過ごせるような環境を提供できるよう願っています。

(掲載に当たっては、本人の許可を得ております。)